えっギターじゃないの? と思うかもしれませんが本当は私、ずっとベースがやりたかったんです。
高校では既にベースがバンドにいましたし、寮でもギターの上手い先輩がたまたまいたので半分ノリもあってギターを買ったのですが本当はベースがやりかたかったんです。
ベースって見た目はほとんどエレキギターですが少し大きくて弦が4本しかなくて弾いててもどんな音を出しているのかいまいち分からない楽器だとは思いませんか?
でもなんかよかったんですよね。低音が自分にたまたま心地よいものだったんだと思います。もちろん縁の下の力持ち的なポジションとかスラップがかっこよかったり理由をつければ色々ありますがただ好きだったんだと思います。
大学時代にオリジナル曲はやりませんでしたがひたすら色んなコピーをしてバンドも何バンドもかけもちしてテストに落ちながらひたすらやっていました。
コピーしたものをあげればきりがありませんがエルレガーデンやBUMPなどのロックからback number、YUIなどのPOP、洋楽でニッケルバック、TOTO、タルカスなどのプログレもやりましたし、本当に色んなジャンルをかいつまんではそれぞれ全く違ったベースラインがあり、奥深さと面白さを感じていました。
大学6年間過ごしていて半分くらいはベース、あとは飲み会?で過ごしていたのではないかなと思いますが今思い返すといい思い出ですし、ライブもたくさん出たので高校の時の悔しさを少し晴らせたのかなと思っています。
ただ人前で演奏することには性分なのかなかなか慣れませんでしたね。逆にそんな人でもライブはできるしバンドは楽しいと思えるので不思議ですね。好きな音が自分の手から出ている感覚がよかったのだと思います。
卒業してずっとベースをやっていなかったのですが最近妻がアコースティックギターを始めました。2人ともスピッツが大好きなので今は楓と春の歌を練習しています。私も久々にベースを引っ張ってきましたが昔よりずいぶん弾けなくなってました。お互いゆっくり練習しながらですがそのうち2人で合わせられたらすごく楽しいに違いありません。
また一つ人生の楽しみが増えました。
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