小学校の思い出

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ピヨ父です。

私の小学校では総合というカテゴリーの授業があり、それぞれの学年で1年間そのテーマを突き詰めるというものをやっていました。

1年生 動物(やぎ、うさぎを育てる)

2年生 野菜

3先生 大豆

4年生 ゴミ

5年生 稲作経験、食用豚の飼育

6年生 道

1、2年生はイメージしやすいと思います。

3年生の「大豆」というのは大豆から豆腐や納豆、おからなどを作る工場見学をしたり文化祭では味噌を売るという経験をします。

4年生は「ゴミ」で家からペットボトルや空き缶を集めて作品を作ったりゴミ処理上の見学をするなどリサイクルなどについても勉強していました。

5年生は稲作の経験と出荷する前提でブタを飼育するという少し重たいテーマで「ブタがいた教室」という映画のモデルにもなった?そうです。

ここでひとつ補足をしますが、私の小学校では文部科学省の実験的取り組みでこういったことに力を入れていたという事もあり、シートという原稿用紙みたいなものに授業の度に感想を書き連ねるということをやっていました。記憶を辿っているので確かではないのですが内容よりも書いた量が重視されていた印象でなぜかそれが優秀さのひとつの指標になっていたように思います。私はというと不思議と量を書くことに関しては得意だったようで同じようにたくさん書く生徒はだいたい毎回決まっていましたのでどれだけ書けるか競うような気持ちが少なくとも私にはありました。溜まった1年分のシートは製本にしているのでもしかしたら実家に残されているかもしれませんが、今見ると色々と面白いかもしれません。

さて6年生が一番大変で謎でした。テーマは「道」で学校周辺の様々な道を歩いて遠いところでは行きで往復2時間かかるような時もありました。何が大変かというとまず集団で道を歩いていますので友だちと話さない訳がありません。それと道を歩いて感想って思った以上に難しいです。ですが5年生までシート王だった私はなんとしても書かなければいけませんでしたので最終的には道が発している声(夏だから今日は暑いなーとか)を想像したり、昔からありそうな道はその情景を想像するなどもはや妄想の域に達していたと思います。

なぜひたすらシートを書かせるのか、それもたくさん書けば評価されるという仕組みは今思えば正しかったのか疑問ですがそれでも書く事自体への抵抗感はなくなっていました。過去形なのはそれ以降は書く作業を怠ったおかげでずいぶんと書く事が苦手になってしまったからです。

ですがこうして書く事は苦手ながらブログに取りかかることにしました。少しずつ書くことにも慣れてみなさんに伝わる文章が書けるように努力しますので見守っていただければ幸いです。

今日は小学校の思い出でした。

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