あの頃の記憶を再び

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11月18日にニンテンドーSwitch用でポケモンの最新作バイオレットとスカーレットが発売されました。3年ぶりとなる完全新作に待ち侘びていた人も多かったのではないでしょうか?

これを言うと私のだいたいの年代が分かってしまうのですが私がゲームの中で初めて遊んだのが初代ポケモン赤です。この頃はまだゲームのバグがあってそれを裏技として楽しんでいました。いきなりレベル100に出来たり道具を増やしたりと、あと幻のポケモンであるミュウを手に入れる裏技などがありました。当時ネット社会でもなかったので辿ると友だちのお兄ちゃんの知り合いしか知らない裏技を教えてもらうみたいな事もありました。次作の金銀では発売前なのに「俺もう持ってる」と言う人が現れたりしてそれが本当なのかどうか一時期クラス中で話題になったりしました。発売日は平日で学校があったので母親にイトーヨーカドーに行って買ってきてもらうように頼んでいました。当時は先着順で長蛇の列で並んだそうで家に帰ってあったときは本当に嬉しかったのを覚えています。

ただその後はルビー・サファイアまでは遊んだ記憶があるのですが以降はやらなくなってしまいました。

そんな私が今回新作を購入しました。フィールドを自由に散策出来るオープンワールドなど気になる点はあったのですがたまたま昔の事を思い出していたら童心に戻りたい気持ちになり、新作を手にとることにしました。ネットでダウンロード出来るのですがあえて店頭販売で買い、自分の中で出来うる限り当時の状況と心理状態を整えました。

遊んでみると何もかもが違う。

初代と2作目を存分に楽しんでいた人の感想なので「それは前からあったよ」みたいな要素で驚いているかもしれませんがそこはご了承下さい。

まず映像がとてつもなく美しく(それでもレビューを見ると解像度が低いとの意見が散見しておりましたが)3Dというだけでも感動しました。ポケモンもシンボルエンカウントでオープンワールドの中で生き生きと動き回っています。知らないポケモンがたくさん出てくるのですが初代、2、3作目のポケモンも出てきます。コイキングとかガーディが出てきた時はとても懐かしい気もちになり、気づいたらカメラで一生懸命写真を撮っている自分がいます。写真はポケモンスナップの特権ではなくなったんですね。

プレーし始めなのでその時点での感想ですが主人公のアバターを細かく設定出来ます。(昔は主人公は男の子と決まっていました) また過去作では最初に3匹のポケモン(初代ならフシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲ)から1匹を選ぶイベントがあるのですがその後ライバルは必ず自分にとって不利な属性のポケモンを選んで挑んでくる仕様でした。それが今作でのライバルは逆に自分が有利になる属性のポケモンを選んでくれたり、どうでもいい細かい指摘かもしれませんがプレーヤーに優しい配慮がなされているなと感じました。技の仕様が変更されていたり知らないタイプもあったり(フェアリーって何?)戸惑いながらも新作のポケモンを空いた時間に少しずつ進めています。

元々ゲームをあまりしない妻も初代ポケモンは少し遊んだ事があるようで、主人公には妻の名前をつけて一緒に楽しくポケモンの世界を冒険しています。

私くらいでプレーが止まっている方にこそおすすめかもしれません。なにもかもに感動できます。ぜひ手に取ってみて下さい。

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