ピヨ父です。
最近モデルハウスや完成見学会に行っています。といっても2日前に初めて行って今日で2回目なのですが。
モデルハウスのチラシがよくポストに入っていたので何かの感情の動きがあったのか突然家が見てみたくなり、一つのハウスメーカーの見学に行ってみることにしました。
モデルハウスに行くのは幼少の時以来でしたのでなんだかわくわくしました。さすがに当時やっていたかくれんぼ等はできませんが知らない所を探検するような気持ちで当時はしゃいでいたのを思い出しました。
家の構造的な事やデザイン等そのハウスメーカーが推しているところは様々であるだろうことは知っていたのですが具体的な事は何も考えずに行きましたので正直準備が足りなかったと思います。
その一方で営業の人は上手く自社の宣伝をするだろうからどうやって決めたらよいものか決め方そのものも悩んでいました。
ただいくつかまわったうちの1人の営業の方が印象的なお話をされました。
「例えばお客さんにこの家は省エネなの? と聞かれたら営業マンは必ずそうですと答えます。車の購入に例えて下さい。あなたはこの車は燃費がいいですかとは聞かないでしょう。この車は1Lで何km走りますかと聞くはずです。そうしたら具体的な話になるでしょう。燃費がいいと言われて勝手に私たちがじゃあ20km/Lかなと解釈したとして実際には10km/Lだった時に思ったのと違ったとなっても営業マンは具体的な数字を出していないだけで嘘はついていないのです」
もう一つ持ち帰った話があります。
「あなたと奥さんとの出会いはどんなものでしたか? 最初いいなと思ってご飯に行って、もう少し話してみたいと思って次に会う約束をして、映画に行ったり買い物に行ったり。最初はいいなと思っても何回か会って過ごすうちに嫌なところも見えてくるかもしれません。それでも最終的にこの人と一緒に生きていきたいと思って決めたのだと思います。家選びも結婚までのプロセス、いわば婚活のようなものです。ただ結婚ではその直前に実は彼女がたくさんいましたでは困りますが家選びではそれが許されるので沢山のモデルハウスを見て下さい」
営業トークなのかもしれませんがただそれでも学んだ事はやはり具体的な数字などの結果に落とし込んだ議論の必要性があるということです。
患者さんでもケロっとしているのに実は重症だったり、痛みをひたすら訴えるけれども検査しても何も異常がなかったり。そういうケースが多々あります。精査から客観的なデータを集めて評価することで合理性も得られ、比較検討ができるのだと思います。
最終的に住むのは自分たちですから家族が納得できるように、そのためには自分たちが主体性を持つことが1番大切だと当たり前の事ですが再認識させられました。
また家巡りをしたいと思います。
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