ピヨ父です。
育休を終える頃に上司から復帰したら育児休業の意義と実際に体験してみての感想についてプレゼンをお願いしますと連絡がありました。なるほど確かに男性の育休取得はまだ普及率が低く、かつ医師が取るとなるとさらにその率は低いような気はしましたのでこれは自分は貴重なケースとして発信するべきことなのだと改めて感じました。
ただ始めはこの「意義」という言葉に違和感を覚えました。日本では2022年10月より新たに「産後パパ育休制度」が施行され、また従来の育児休業制度の改変により以前と比べて育休が取得しやすい環境となりそうです。国が育休を促進していることには何らかの国にとってのメリットはあるのかもしれません。そこまでは調べておらず無知ではありますが、少なくとも個人においてその「意義」を考えた時に私はただ仕事より家庭に注力したいと思っただけでそこにそもそも意義を当てはめてはいないと思ったことが始めの印象です。つまりこの育児休業取得の意義は何かと聞かれて勝手に(男性が・あえて仕事をせずに・長期間の)育休取得をする意義は?と読み替えてしまったことが始めの違和感、どこか否定的な感情を持ったことにつながったという訳です。
一度冷静になってから辞書を引いてみると意義ー物事の存在・実行などにおける価値や重要性ーと書いてあり、ただただ上司の先生はこの定義通りの意味として使われたのだと思います。単純に「先生は育児休業取得をされてその重要性や価値を実際に身をもって体験することができたでしょうからぜひそれについて教えてください」とただそう聞いていたのでしょう。ではなぜ私がこの反感的な感情を始めに抱いてしまったのか考えてみると、実は私自身の側に育休に対する後ろめたさのようなものがあったのではないかと思うわけです。
育休にについて自身の思いをもう少し振り返ってみようと思います。
次回に続きます。
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