転院先の病院は自分の働いている病院でした。
ここで再度診察したところ、checkPROMという破水を調べる検査で陽性(破水している)と言われました。
先程の病院では破水はしてないと申し送りを受けたのですが、どうやら私が破水した感じを聞かれた時に分かりませんでしたといったのが破水なしになったようでした。腹部エコーからは羊水はまだあり、高位破水だろうとのことでした。
引き続き、抗生剤と、子宮収縮抑制のためリトドリンに加えてマグセントも開始されました。あと、ピヨまるくんが生まれる可能性を考え、肺の成熟を促すためのステロイド筋注をしました。24時間ごとに2日間あるのですが、お尻の筋注はとても痛かったです。
入院時に、緊急時に備えて様々な同意書をとられました。もし緊急帝王切開になったときはピヨまるくんを安全に出すために縦切りになることも言われました。ビキニなんて着る予定はないから傷跡の位置はたいして問題ではありませんでしたが、33週を超えたら縦か横かの選択肢ができると言われ、まずは目指せ横切りと決めました。もちろん最終目標は経腟分娩でした。
転院したときはお腹の張りが7分間隔くらいになっていましたが、リトドリンとマグセント点滴で腹痛とお腹の張りの間隔は少しずつ遠のき、夜の転院で疲れたこともあったのか寝ることができました。
朝、とてもホッとしました。
それからは毎日、ほぼベットの上で過ごし、シャワーもやめておきました。知った顔の看護師さんに髪の毛はボサボサで寝起きの顔(寝顔も)をみられるのは最初は恥ずかしかったけど、仕事をしていた時とほぼ変わらないじゃないかと気づいた私はすぐに諦めがつきました。
やはりここでも面会は禁止でしたが、看護師さんを介した荷物の受け渡しの時間は融通を聞かせてくれて、仕事終わりのピヨ父くんにいろんなものを差し入れしてもらったり、家族と連絡をとったり、元気をもらいました。
肝心のお腹の張りに関しては、張りに伴う腹痛はおさまりましたが、15分から30分くらいであり点滴速度は徐々に徐々に増えていきました。
お腹のピヨまるくんには、ごめんね、もう少し頑張ろうねと言いながら日々過ごしていましたが、早く週数がたって欲しいのに1日1日がとても長く感じました。
余談ですが、私の腕は血管がとても見にくいむちむち系のため、点滴にだいぶ苦労されました。私もそちら側の気持ちがわかるのですごく申し訳なくなりましたが、1回の差し替えで3回も4回も刺されたときはムッとなってしまう患者さんの気持ちもわかりました。
転院から約1週間がたった診察では、頸管長は短いままあまり変わりませんでしたが、ピヨまるくんはしっかり大きくなってくれていました。羊水もまだあるしこのまま頑張りたいと思っていました。
しかし、9日目ごろからお腹の張りが頻回になり、10日目の夕方には何回かに1回腹痛を感じるようにもなり、使用できる点滴はMAXになりました。
③に続きます。
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